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講師J
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皆さん大学へのご入学おめでとうございます。新しい大学生活、楽しみな方も不安な方もいるかと思います。友達ができるのか?
勉強についていけるのか?
就職できるのか?
このブログではある程度、就職活動を考慮していくFラン大学生活を送る場合に気をつけること。
やっておいた方が良いこと。
独断と偏見でまとめています。
僕の学生時代の考えを基にしているので、今の時代に合わない部分もあるかと思います。
もう結構前ですから・・・。それと自分で言うのもなんですが僕はかなり就職に徹した大学生活を過ごしていたのでやや極端な部分もあると思います。
なので参考にできるところだけ参考にして下さい。
全部やらないと駄目って訳ではありません。
「就職活動なんて考えたくない」
「しばらくは遊びたい!」
という方は見ない方がいいと思います。
せっかくのキャンパスライフに水を差す可能性がありますので。
それでは始めていきます!

ゆっくり霊夢はFランク大学の就職課に就職したようです【第16話】

※このサイトの記事は【Fラン大学就職チャンネル】の動画から引用・参考にして作られています。

【心構え編】

Fラン大学
Fラン大学生

そもそも大学というのは学問をする場所だから、四大は就職支援学校ではない。
それなら専門学校に行ったり高卒で就職した方がマシだよね。

講師J
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※心構え其の壱【大学は就職する為の手段として割り切る】
確かにその通りですが、現実もしっかりみましょう。そんな悠長なことを言ってたら余裕でプータローです。そもそも勉強をやらなかった人たちが、そんなことを言っても説得力がありません。
また就職なら専門学校で良いという人もいますが大卒と専門卒は明確に就職マーケットが違います。
Fラン卒が総合職で就職できない、しにくい企業があるように、高卒や専門卒が総合職で入社できないしにくい企業があることも事実です。
そういう意味ではFラン大生は進路選択の幅を金で買ったとも言えます。
大卒は優れてる高卒や専門卒が劣っているという話ではありません。
日本の就職市場の仕組みがそうなっています。その是非を考える暇はありません!
大卒という立場をフル活用して、就活しましょう。

Fラン大学
Fラン大学生

「受験失敗してオワタ・・・。」
「この学歴じゃまともに就職できねぇよ。」

講師J
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※心構え其の弐【Fラン大学でもまともな就職は出来る。但しまともな人間であれば。】
学歴の問題ではなく、Fランに入学してしまう精神構造に問題がある可能性があります。具体的に言えば、
自分の人生への当事者意識の欠如。
現状認識能力の欠如。
社会への洞察力の欠如。
病的に努力できないなど。
そんな人は東大卒だろうがまともに就職できないです。
こういう人間の受け皿になっているのが定員割れのFランク大学です。だからまともに就職できる学生が少なくなるというわけです。
逆に言えばこの精神構造から脱却すればまともに就職もできるということです。
三つ子の魂百までなのでなかなか難しいかもしれませんが、一々絶望していても無益なので脱却したい人だけ頑張ってください!

Fラン大学
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「日本の就職市長はもっとフラットにするべきだ!」
「就職活動ってマジくだらねー・・・。」
「嘘つき合戦じゃん。」
「説明会最前列で相槌打つ奴www」

講師J
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※心構え其の参【日本の就職活動の是非について小難しく考えるのを辞める。】
そういうルールでゲームをしている物だと考えましょう。
野球をしていて、ピッチャーがボールを投げるのはおかしいと主張してもルールが変わらないように社会のルールもそうそう変わりません。
変わらないものに対して何を言っても無益です。
重要なのは自分の生活社会の現状を正しく理解し、最善手を打つことに集中しましょう。
世の中、自分の足下も固まってないのに無益なことをグズグズ考え行動せずに、勝手に社会からドロップアウトしていく人たちがいます。
はっきり言って皆さんに社会を憂慮している余裕はありません!
徹底的に自分の足元を見ましょう。
そういうことはある程度余裕ができてから考えればいいんです。

Fラン大学
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「3年なのになんでスーツ着てるんだあいつwww」
「あいついつも講義で発言してるわwめんどくさい奴だよなww」

講師J
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※心構え其の四【意識高い系と呼ばれても気にしない。】
学業を真面目にこなす、熱心に課外活動に取り組む、対人能力を磨く、早いうちから就活の準備をする、大手企業の選考もガチで受ける。
どれもFラン大生にとってあるまじき行為です。
中身があれば意識高い系とは呼ばれないと言いますが、大嘘です。
なぜなら、他人はあなたの中身になど興味がないからです。
あなたの努力や実力など知ろうともしません。
目に見える分かりやすい結果しか見ません。
また、最初から中身のあるFラン大生なんてほぼいません。
ということはポンコツ状態から努力をし始めることになります。
ポンコツなので当然トンチンカンなことをすることもあります。
要は一時的に「中身はないけど意識は高い」状態にならざるを得ません。
snsでアピールしたり日頃から大言壮語を吐かなくても陰口をたたかれる事はあります。
○○だったら意識高い系、△△だったら意識高い系じゃなくて、意識高い系等という線引きとは人により全く異なるので気にするだけ無駄です。言わせておきましょう。
完璧でなければ自己表現してはいけないというのは、
日本では珍しくない空気ですが特にFラン大生はこの気質が強いように思います。
学生は未完成で当たり前なので,周囲の評価を過剰に気にして積極性を失わないようにしましょう。
自分の気持ちが乗るならスタバでマックを開いても別に良いでしょう。
そして、そういう人たちと一緒にいたくないと思うのならば、そういう層が少ない職場で働けるように、一層努力しましょう。
ちなみに僕自身が学生時代に意識高い系という言葉は聞いたことがありませんでしたが、当時の自分には間違いなくそういう時期があったと思います。

Fラン大学
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「うえぇーーーいwww」
「安倍総理がぁぁ・・・。インフレがーーー。」

講師J
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※心構え其の五【余計なことに時間を割きすぎないようにする。】
遊びは息抜きや付き合い程度にしておくのが無難でしょう。
カラオケや飲み会でウェイウェイやってるからコミュニケーション能力があるというのは誤解です。
大人として節度ある交流をしましょう。
また、一般教養として社会や政治について知っておくことは大事ですが、
これも行き過ぎると時間の浪費です。
不思議なことに納税者などの社会的責任を負っている人たちだけでなく、自分の稼いだ金で生活をしていない人たちや、暇人の中にも社会や政治について語りたがる人がいるようです。
ちなみに僕の知り合いにもニートはいますがまさにそんな感じです。
多分、暇人にとっては娯楽の一種なんだと思います。
そんな大きい目線を持つ前にまずは自分の足元を見ましょう。
自分のこともおぼつかないのに社会を語っても滑稽なだけです。

【大学生活編】

Fラン大学
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「わいコミュ障・・・。ぼっち確定」
「コミュ力コミュ力うぜーわ。日本の就活。」

講師J
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※大学生活其の壱【集団生活をする。】
基本的には部活やサークルに入っておくのが無難でしょう。
就活の現環境では対人能力が一番汎用性が高いからです。
今後求められる能力も変わっていくかもしれませんが、
一応ここ10年以上は変わっていないので対人能力を高めておくのが無難でしょう。
ファッションコミュ障はもうやめましょう。ただ慣れてないだけの可能性大です。
サークル経験などは面接官も聞き飽きているという意見もありますが、無視してよいです。
3年後の面接で自分について論理的に説明するための手段として具体的エピソードがあると楽ですし、逆になければ抽象的な表現ばかりで面接官に話が伝わりにくくなります。
正直、世間からマイナスイメージを持たれていない事ならば、何でも良いので経験しておくと後々就職活動で便利です。
ただし対人能力(コミュニケーション能力)が
一番マーケットが広いのでそれに絡められるネタがベターだと思います。

Fラン大学
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「人脈!!!」
「俺4年。えw就職?してませんwww将来?wわかんないっすwww」

講師J
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※大学生活其の弐【なんだかんだ言って人は選ぶ。】
多くの人と会った方が良いという意見は一理ありますが、この世にはほんまもんのクズがいます。
育ちの良い人にはなかなか伝わりにくいかもしれませんが、そういう人に足を引っ張られないように、距離感を見極めることも重要でしょう。
また、サークルや部活において、先輩たちの就職結果は超重要情報です。
4年であっても平気でに未就職。毎日部室でヘラヘラという様子にショックを受けないようにしてください。よくあることですから。
逆にまともに就職している先輩がいたらいろいろと話を聞いてみましょう!
同じFラン大出身でまともに就職をしている先輩からの情報は貴重です。
人に好かれる人は情報においても就活で有利でしょう。

Fラン大学
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「資格!資格!!資格!!!」


「底辺と付き合ってらんねーわ、勉強しよ。」

講師J
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※大学生活其の参【資格や勉強に傾倒しすぎない。】
時間のある1~2年生のうちは良いですが傾倒しすぎてその間、対人能力が育たないようでは本末転倒です。
就職に支障が出る可能性があります。勉強と対人関係のバランスを取りましょう。
学内に良いコニュニティがなければ外部で作ることもできるわけですから、努力しましょう。

Fラン大学
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「この講義出欠とんねーからサボるわーwww。」
「成績とか、単位取って卒業出来ればどうでもいいわwww」

講師J
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※大学生活其の四【単位は早いうちに稼いでおく。好成績を目指す。】
大学は自由です。出席を取らない講義もあります。
要領よくやれば大学に行く時間を減らせます。
それは別に構いませんが、度が過ぎるとサボり癖がつきます。
大学にはクラスなんてものがないので、口うるさく言ってくれる担任はいません。
留年するときは簡単に留年します。
事前の警告なんてあってないようなものです。
自己管理能力が求められます。
留年なんて大体は自己管理能力の低さが原因です。
後、就職活動が始まる3年生までに単位を稼いでおくことをオススメします!
講義にでながら就職活動ははっきり言ってだるいです。
教授により就活による欠席を公欠扱いにしてくれないこともあります。
就職活動に割ける時間を確保するところから就職活動といってもいいです。
また、成績は当たり前のようにES(エントリーシート)に書くことになります。
例えば真面目、コツコツ努力、何事も真剣に、などという言葉を面接で使っている学生のESには、ボロボロの成績が乗っている状況を想像してほしいです。
何の説得力もなくなります。
3年後に面接官に見られると思って良い成績をとっておきましょう。

Fラン大学
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「○○教授のゼミは超ゆるいらしいよww」
「えっ!?マジで?お前そのゼミ行く?俺も行くわw」

講師J
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※大学生活其の五【真面目なゼミに入る。】
ゼミでの研究内容について面接で話すことは別に珍しいことではありません。
Fランだろうが大学は大学です。学業がおろそかになってはいけません。
決して、「私の父について」とか「野球の経済効果」みたいなアホ丸出しの卒業論文という名の作文を書いてはいけません。
また、それを通すような教授を選んではいけません!
えっ!?そんな大学あるわけない?
あります。卒論集には大学が無料交付していることもありますし、
ゼミ選びの際には、ある程度ゼミの雰囲気がわかるようになっていると思います。
楽なゼミ、教授が甘いゼミには人が集まりやすく、友達もそっちに行くかもしれませんがもういい加減そういう小さい子供みたいな行動はやめましょう。
教授は研究者であり教育者ではありません。
あなたたちの進路に責任などとりません。
高校の時の担任のように勝手に面倒を見てくれません。

Fラン大学
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「人付き合いダルすぎるわ、研究職になろう。ずっと勉強しとくわ。」
「わかるわかる!事務が良いよね!事務!事務!!」

講師J
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※大学生活其の六【現時点での自分の能力で進路を決めて、大学生活を過ごさない。】
ありがちなのは、コミュニケーション能力に自信がないから、将来は内勤で就職すると1~2年生の内からから決めてしまう。
だから大学生活も、対人能力が求められないような過ごし方をする、しても問題ないと考えることです。
内勤の仕事ももちろんありますが、当然ながら内勤も対人能力が求められます。
また、営業を捨てると進路選択の幅が狭くなるのは間違いありません。
将来、内勤を希望するとしてもリスクヘッジのために営業なども視野に入れておくことをおすすめします。
選ぶのはどちらも内定をもらった時にしましょう。
コミュニケーション能力抜群になれというわけではなく、
普通の対人関係を築いておくことです。
同期だけでなく、先輩や後輩との関わりがある環境が好ましいでしょう。
閉鎖的な過ごし方を送るということは進路の幅という観点からはおススメできません。
希望の進路に行くことを想像するのは簡単ですが、
それがかなわなかった時にどうするかをよく考えるべきでしょう。

【情報収集編】

Fラン大学
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「お前就活やってる~?」
「え、まだだよwてか早くね?w」
「だよね~www」

講師J
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※情報収集其の壱【同じ大学の友達と就職活動の話をしても大体無駄。】
Fランの就活常識と世間の常識は違います例えば3年の後期に「就活やってる?」
と友達に聞けば「え?はやくね?」と返ってくると思います。
大手を受ければ、「そんなとこエントリーしても無駄でしょうw」と言われるかも知れません。
このようなFランの常識に付き合ってる限り就職先もFラン並みになる可能性大です。

Fラン大学
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先輩A「俺は四年生の後期から就活したけど余裕だったよw」先輩B「エントリーとか10社くらいでも内定でたよ。余裕余裕。」
先輩C「就活とか準備しなくても、話盛っておけば楽勝だよw」

講師J
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※情報収集其の弐【不利な状況から逆転した先輩の武勇伝は聞き流す。】
就職市場は毎年状況が変わりますしラッキーパンチもあります。
個人の能力や企業の採用方針だって差があります。
つまり先輩がそうだったからあなたもそうなれるとは限りません。
早いうちから就活を始め、多くの企業にエントリーをするというのは、
今の日本の就活環境では極めてベターな戦略と思われます。
そもそも賢い人は自分が追い込まれるような状況を作らないように立ち回ります。

Fラン大学
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「A社の筆記はSPIじゃなくてGABだったよー!」
上達を実感できる【GABA】

「B社は面接の時に支店訪問したかどうか確認されたよ。」
「C社はセミナーに参加した時点でES書かされたよ。」

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※情報収集其の参【まともな就職活動をしたまともな先輩を見つける。】
もしかしなくても就職活動において情報は非常に重要です。
情報戦といっても良いくらいです。
正直、期待薄ですがFラン大学にもまともに就活した学生はいます。
5%から10%くらいはいる気がします。
そんな先輩がいたらありがたく情報をいただきましょう。
ただし就活環境は流動的なので自分で最新の情報にアップデートする必要があることを忘れないでください!

Fラン大学
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「就職活動っていつからやればいいの?」
「営業の仕事ってどうかな?」

講師J
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※情報収集其の四【ネット上では様々な背景を持つ人達の錯綜している。】
低学歴と高学歴、既卒と新卒、売り手市場と買い手市場。
業界・企業・世代の差で全く事情が違います。
就業経験のない中高生ですら、思い込みで就職に関する情報をネットで発信することができます。
例えば資格をとってフォークリフトの運転手やビルメンが良いとか、工場は意外と悪くないという情報が相変わらず見受けられます。
しかし、これはこういう選択肢が視野に入るような経歴の方々の発想であり、
Fランとはいえ大卒の人間が特に目的もなくする就職ではないわけです。
一般的に大卒はどのような就職をするのかをよく理解しておくことが重要です。
わざわざ自分の選択の幅を狭めないようにしましょう。
たびたびになりますが高卒が劣っている、大卒が優れているという話ではありません。
また仕事に貴賎があるという意味でもありません。
客観的事実として大卒のほうが選択の幅が広いので大卒の人間はその幅を生かして就職活動をするべきということです。
わざわざ数百万円支払って得た大卒のアドバンテージを捨てない方が良いと思います。
現実的な進路を色々と検討した結果、明確な目的や考えを持ってこのような就職をするのならば良いと思います。
例えば、Fラン大学に通う子供を持つ親は「パソコンの資格取ったらどう?」「公務員になったら?」
と、親御さんは間違いなくあなたのことを心配しているとは思いますが、情報が古い可能性大です。大人だから何でも精度の高い助言ができるとは限りません。
情報の精査と最終判断は自分が責任を持って行うことです!

【就職活動編】

Fラン大学
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「就職つったらハロワだよね?知らんけどwとりあえずハロワいこ。」
「え?就活っていつ始まんの?就職課はいつ教えてくれるの?」

講師J
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※就職活動其の壱【事前に普通の就職活動のやり方を知っておく。】
時期が来たらリクナビやマイナビのような就活サイトに登録し、情報を得て行動するのが普通のやり方です。
決して就職課が就職説明会を始めるまで動かないとか、
いきなりハローワークに行くとかそういうのはやめましょう。
普通のことを普通にやりましょう。
就職課の主な仕事は就職課が動くまで動かないような程度の低い学生の就職を世話することです。
レベルもそれに合わせています。
またハローワークは新卒が利用する施設ではありません。
Fランとか関係ありませんし、ハロワを進める人がいたらその人はまともに大卒の就活を経験していない可能性があります。
既卒でにっちもさっちもいかなくなった時に改めてハロワの利用を考えましょう。
多くのまともな学生は誰かの号令を待ったりはしません。
事前に情報を仕入れ時期が来たら勝手に動きます。
ESの添削や面接の練習など、課題が明確になっている時は、就職課の利用も良いと思います。要は主体性を持って活用することです。

Fラン大学
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「別に工場でもよくね?コミュニケーション取らなくて済みそうじゃね?」
「楽そうだしね。」
「技能職で大手企業入ったらよくね?」

講師J
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※就職活動其の弐【基本的には総合職での就職を目指す。】
別に、総合職やホワイトカラーが良いとは限らないという人もいますし、実際にそういう事例もありますが無視しましょう。
傾向の問題なので統計でも確認できることです。
そもそも総合職を目指さないのであれば別に高卒でよかったわけです。
数百万円も学費を払う必要はありません。
しかし、最悪なのは新卒で就職が決まらないことなので、雲行きが怪しい時は総合職やホワイトカラー職以外も検討しましょう。

Fラン大学
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「大手、一流企業は無理だよなw中小企業行こうww」
「大手だろうが労働条件悪いとこもあるし、地元でまったり働こうw」
「大手の方がブラックだよなw日本の中小企業は世界一だよな!」

講師J
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※就職活動其の参【大手企業の選考も受ける。】
就職したいのならば大量採用をしている企業の選考を逃す理由がありません。
中小企業の年間採用数はたかが知れてます。
また労働条件の悪い大手企業もあります。
それと同様に労働条件の悪い中小企業もあります。
有名企業ならば労働条件の悪さが明るみに出ることもありますが、
中小企業は話題にならないことも多いでしょう。
外部から確認する手段に乏しいのが中小企業です。
大手企業を美化することはありませんが、中小企業を美化することもやめましょう。
どちらも何かしらの意味で大変です。
わざわざ自分の進路選択の幅を狭めないことをお勧めします!

Fラン大学
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「私、会計士になりまぁす!」
「俺は教師になるwなんとなく教師になるぞ!」
「やっぱFラン大学は駄目だ、専門学校行こうw手に職つければいいじゃんwww」

講師J
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※就職活動其の四【やりたいことを焦って決めて進路選択の幅を狭める必要はない。】
公務員、教職、士業に特化して民間への就職を視野に入れない、専門学校への転学などがありがちなパターンです。
普段グズグズしている割に、
自分の人生に大きく関わることを熟慮もせず大胆に判断してしまうのがFラン大生七不思議の一つです。
後に引けない状況にすることはお勧めしません。
なぜなら、追い詰められても努力するとは限らないのがあなたたちだからだです。
自分の努力が中途半端に終わった時のことをよく考え、選択の余地を残しておくことをおすすめします。

Fラン大学
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「なんか部活の監督のコネがあるらしいよ。」
「あの教授は企業にコネ持ってるんだってさ。」
「就職課が就職先紹介してくれるってさ。」

講師J
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※就職活動其の五【コネと言う言葉に期待しない。】
文系Fラン大学の米は基本的にどのコネもろくなもんじゃありません。
野球部の主将が光回線の飛び込み営業。
研究職になりたいという学生が教授からの紹介で志望先の雑務アルバイト。
大手とは名ばかりの非総合職。
毎年よくもまあ騙されるもんだと感心しますw
疑う心を持ちましょう。
使い物になるコネが欲しければ他所で自分で作りましょう。
それは前向きな努力だと思います。有力なコネを作るのも実力です。

Fラン大学
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「やったー!大手総合職内でゴール!!!」

講師J
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※就職活動其の六【就職がゴールではない。】
昔と違い現在の日本は新卒で入社した企業に定年まで残れることのほうがレアです。
また、定年までの40年間生き残ってくれる企業のほうが少数派だということを忘れないでください。
仮に会社が生き残ったとしても会社から他社への出向を命じられることによる労働条件の変化、他企業からの買収合併によるリストラ被害を受けることも別に珍しくあります。
多くの社会人は転職や独立などを余儀なくされるということを肝に銘じておきましょう。
国内産業の多くは事業サイクルの後半期に入っています。
その特徴のひとつとして企業の買収や合併など協会の再編が進むことが挙げられます。
ニュースを見ていれば業界トップの企業が下位企業を買収したり協会の中堅同士が合併するなど、現時点でも様々な業界で再編が進んでいることが分かると思います。
また国内だけでなく、海外企業も日本企業を品定めしている状況です。
実例もありますよね、今後も国内外で企業の買収合併が続くでしょう。
規模の大きい企業は競争力を高めるために買収・合併を繰り返しますので、
そのたびに人員整理も行われます。
以前もあらすじで少し触れましたが、僕の父はそれなりの規模の企業に勤めていましたがそれに巨大な企業から買収を受けその際の人員整理で従業員が半分リストラされました。
人数4桁の大リストラです。当然多くの正規社員も含まれました。
父はリストラされずに済みましたが買収先の巨大企業では評価評価の毎期を過ごしています。
因みに内勤です。
内勤でも営業とはまた違ったプレッシャーを受けるのです。
営業だけではありません。
じゃあ中小企業は買収の恐れなんてあんまりないので平気か?というとそうでもありません。
大企業は買収合併で規模の経済を生かしコスト競争力を高めていきますので、大企業と市場が競合する中小企業は総体的に不利になります。
市場から淘汰される恐れがありますまあこれはあくまで一般論でニッチな市場で生き残る中小企業だって当然あります。
ただ、それがいつまで続くかは話が別ですけどもちょっと社会を洞察すれば安定と呼べることなんてほとんどないと気付くと思います。
これは民間企業に限った話ではありません国だって今後どうなるのか・・・。
目先も国も何も起こらなければそれで良しなのですがことが起こったときに何の備えもしていなければ致命傷になりかねません。
本気で不安だと思うのならば行動しないのはありえません。
行動しないと言うことは信用しているということと同じです!
長くなりましたが入社後も生き残りのために情報を仕入れ、能力を高めるといった準備をしておくことが無難です。
多くのFラン大生がボーっと大学生活を過ごして就職活動で淘汰されていくように、社会人になってもぼーっと過ごしていればいずれ淘汰される日がきます。
これを真剣に受け止めている社会人とそうでない社会人とではビジネスマンとして脂ののってくる30代で凄まじいさが出ます日本にあまり明るい未来は見えませんがそういう状況を嘆くばかりの人と冷静に受け止めてた九実に準備をしている人の間に差が出るのは当然です学歴のせいにして何もやらなかった人が就職活動で淘汰されていく様子を僕は飽きるほど見ました。
それと同じだと思います国正企業のせいにしても何も起きないのです痴女自立の精神が求められる世の中なのです。

Fラン大学
Fラン大学生

「内定でなくて終わった・・・。」
「ワイは零細企業内定・・・。絶望。。。」
「もういいわ、どうせ何やっても無駄だから適当に生きてくわー。」

人間生まれた時から死ぬ時まで一切の無駄や失敗なく生きていくことはほぼ不可能だと思います。
大学受験の敗者は就職活動で不利、就職活動の敗者は社会に出ても不利。
これは事実です、事実を曲げても何も得られません。
ただ不利と不可能は違いますFラン卒から就職活動で巻き返した学生が実在するように、社会に出た後から巻き返した方々もいくらでもいます。
完璧主義者や極端な人にありがちですが、何かでつまずいたかたと言って自暴自棄になって何もかも諦めることはお勧めしません。
世の中1か0白か黒かではありません。
事実は直視しましょう!失敗からは学びましょう!
その上である程度、楽観的になっていいと思います。逃避と楽観は違います。
月並みな言葉ですがどんな状況になっても諦めないことが肝心です。
他にも色々あって僕が日頃ボランティアで接している学生たちにはもっと伝えているのですが長くなるのでこれくらいにしておきます。
皆さんのご健闘をお祈りしています。
ありがとうございました。

続く。

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