
暑いなぁ・・・。
こういう時だけはデスクワークでよかったと思うなぁ。
ん?

Fラン大学生A「別に2回でもいいんだよ!」
Fラン大学生B「3回が正しいだよ!」
Fラン大学生C「いいや!正しいのは4回だね!」
暑いなぁ・・・。
こういう時だけはデスクワークでよかったと思うなぁ。
ん?
Fラン大学生A「別に2回でもいいんだよ!」
Fラン大学生B「3回が正しいだよ!」
Fラン大学生C「いいや!正しいのは4回だね!」
ど・・・、どうしたんだろう。(;’∀’)
Fラン大学生B「3回って決まってんだよ!」
Fラン大学生C「だから4回だって言ってんだろ!そもそも、
こんな細かいこと気にするような企業は願い下げだ!」
ゆっくり霊夢はFランク大学の就職課に就職したようです【第22話】
※このサイトの記事は【Fラン大学就職チャンネル】の動画から引用・参考にして作られています。
ちょっ・・・喧嘩はよくないよ!どうしたの?
あ、いや、こいつが就職面接時のノックは2回とか言うんで・・。3回が正しいて教えてやろうかと。
面接時のノックの回数・・・?
そんなことで言い争いしてたの・・・?
・・・。
いや、学生が神経質になるのも無理ないよ。
あ、Jさん。おはようございます!
おはよ。
教えてあげたいところだけど・・・、ここ暑くない?
室内いきましょうか。
【~就職課~】
あの・・・、ノックの回数ってそんな気にするようなことですか?
私、気にしたことすらないんですけど・・・。
ノックの回数に限った話じゃなくて、就職活動におけるマナー全般についてかな。
代表的なのは、ノックの回数、左右どちらの方向から椅子に座るか、説明会とかで企業に質問するときに「本日は貴重なお話を~」って頭につけるとかね。
Fラン大学生A「そういうの、ほんと無意味だと思うんですけど。」
Fラン大学生B「いや、礼儀は大切だろ。」
Fラン大学生C「方向や回数が、礼儀にどう関係するってんだよ。」
確かに・・・。
そもそもノックってのは、昔、アメリカのマイケル・ノックって人が考えた作法なんだよね。
へ、へぇ~・・・。
当時のアメリカはどこも治安が安定していなくて、ノックしの住んでいる場所も例外じゃなかった。
当時のドアにはまだ覗き穴が付いてなかったから、ドアを叩かれてもドアの先に
いるのが誰か分からなかったんだよね。
ドアを開けた瞬間強盗が押し入ってきたら困るでしょ?
だから親しい人との間で、ドアを叩く回数を決めたわけ。
そこで、「ゆっくり3回たたく」という文化が作られたんだよ。
し、知らなかったです!
全部今考えた作り話なんだけどね。
ちょっと!(#^ω^)
マナーの理由なんていくらでも作れるし、
合理的な説明なんてできないことばっかりだよね。
え・・?
やっぱりどうでもいいんですか?
いや、どうでもいいけど、どうでもよくない。
どっちなんですか!?
公式の場だと、ノックの回数は欧米では4回。
つまり、グローバル基準なら正式なノック回数は4回と考えていい。
ちなみに3回は親しい相手に対してのノック回数 。
ええ・・。そうなんですか・・・。
え?じゃあ4回じゃないとダメなんですか?
3回でいいよ。
もう、どっちなんですか?
問題の本質はノックの回数じゃないんだよね。
例えば、正式だからって4回ノックをされても、
日頃から2~3回のノックに慣れてる日本人にとってはやや違和感があるでしょ。
あくまで、日本では3回が一般化してるんだから、3回でいいんだよ。
グローバル基準で正しいか、正しくないかってのは関係ない。
ここが欧米なら4回ノックすればいいよ。
就職活動にか限らずだけど、マナーなんて、合理的か、正しいかに関係なく、
一般化していることにみんな従ってるだけだよ。
合理性がないなら、わざわざ従う必要なくないですか?
くだらないし。
気持ちはわかるけど、くだらないから無視していいとは限らないんだよね。
面接官の中には、マナーの細かいところまで気にする人と、割とどうでもいいと思ってる人
がいるわけだけど、ちょっとした手間でリスクの芽が摘めるならその方がいいと思わない?
むしろ、非合理だからってマナーを無視する方がリスクを抱える可能性が高まるわけだから、かえって非合理でしょ。
だから、必ずしも合理的な説明ができないマナーでも、一般化しているものだけはちゃんと従っておくのが結果的に合理的ってこと。
まぁそれは置いといて、現実としては、普通の面接官は「○○じゃないと駄目!」
ってほど了見は狭くないと思うよ。大体は「○○か××、もしくは△△なら良い」って感じ。
「 こうじゃないと認めない」
ってほどガッチガチな人の方が珍しい。
ちなみに僕が就職活動した時はノックの
回数なんて2回だったり3回だったり適当だったかな。
自分が細いマナーで注意を受けたことは一度もないし、モニタリングしてる学生たちからも聞いたことがない。
つまり、世間の常識から大きく外れたことをしない限り、それだけのことで減点されるなんて滅多にないんだよ。
例えばドアを6回ぶん殴るとか、執拗に15回くらいノックするとかしなければ。
就活マナーは諸説あって混乱すると思う。
けど、よっぽど極端でピントのずれたものじゃなければ、どれも正解ちゃ正解ってこと。
就活サイトや本に書いてあることを押さえておくだけで大丈夫だから、そこまで気にし過ぎることはないよ。
もし微妙なマナーのさで落選する学生がいたとしたら、マナーを見直すよりも面接の内容を洗練させた方がよっぽど合理的だと思うよ。
まあそれはわかりましたけど、マナーを守れって言う割に、その方法がいろいろあるってのは納得いかないですね。
まぁ、気持ちは分かるんだけどね・・・。
一つアドバイスをするとしたら、就職活動に限らずだけど、柔軟に対応することじゃないかな。
そもそも、どこの国、企業、部署、個人相手にでも通用する「絶対の常識、マナー」なんてほとんどないわけでしょ。
就職後だって、総合職なら周囲も自分も数年で配属が転々と変わる。
地域や部署、上司が変われば細かいルールやマナーも変わる。
取引先と自社で違うってこともあるよ。
例を一つ挙げるとしたら、自社の飲み会では新人が下座に座るのがマナーなのに、取引先からは到着順に奥から席を詰めていくように
言われるとかね。
そういうところで頑固になっても軋轢を生むだけだし、こだわるメリットってあんまりないと思うんだよね。
余談だけど、一つのやり方に固執したり非合理だからって周囲に従わない結果、
職場で居場所を失ったり、営業先を怒らせたりする若手ってたまにいるんだよね。
柔軟に対応できない人ってどこにいてもそうなりがち。
実力が伴ってるならともかく、
若手は仕事の内容で自分の居場所を確保しにくいから、自分の考えに固執してトラブル
起こすよりも、柔軟に対応しちゃった方が職場では楽できると思うんだよね。
そうやって周囲に合わせることばっかり考えるサラリーマンが多いから、日本はイノベーションが生まれないんですよ。
それは知らない。
君が社会や企業を背負いたいと考えてるなら、リスクがあることも承知した上でそうすればいいよ。
俺が言ってるのは、こうしておいたら無難だよってこと。
そういう広い目線を持つのも自由だけど、多くの人はまず自分の生活を守るのが第一だから。
まぁ、確かに場合によっては周囲に反することも必要だったりするんだけど、
メリットデメリットや相手との力関係を冷静に見極めた方がいいよね。
メリットがなかったり、立場的に自分が弱いのに我を通そうとしてもあんまり良い結果にはならないから。
話を戻すけど、何度もように就職活動では教科書的なマナーだけ押さえておけば基本的に問題ないよ。
例えば、万が一どこかの企業の面接官から、
「ノックの回数は3回じゃなくて2回だぞ」
と言われたら、
「申し訳ありませんでした。以後気をつけます。」
って素直に謝って、次回からその企業では気をつければいいんだよ。
社会も企業も個人の考えに合わせることはないから、あとは個人が現実に対応するかどうかだよ。
余計なリスク抱えたくないなら対応すればいいし、リスクを抱えてでも自分にとっての
正しさを貫きたいならそうしたらいいよ。
多くの学生はこんなことに一々疑問なんて持たずに、
「そういうもんだ」と普通に処理してもっと重要なことに時間を割くよ。
こういうマナーの問題って、マナー違反そのものよりも、本質的に柔軟性や素直さ、
力関係を見極める冷静さ、現実への対応力の欠如で落選している学生が
多いんじゃないかな。
特に君らは文系だし、対人折衝が主な仕事になる可能性が高いわけでしょ?
こういう能力が欠如してると使いにくいと判断されるんじゃないかな。
素直さが大事って、就職活動ではよく言われますよね。
そういやそうだね。まあ別に素直な性格じゃなくても、
現実への対応力があって、
自分が納得いかなかったり気に食わないことがあっても、
一々、子供みたいに感情を表に出さずに
利害損得を計算できる学生なら大丈夫なんじゃないかな。
ところで、3人は何年生なの?
四年です。
えーっと、就職活動は・・・・?
これから・・やろうかと・・・。
ふぅ、マナー以前の話だよね。
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